日記041

少し前までオレを追い詰めていた物件は、まだ残っている事はあるが一時期のような状態からは解放された。本当に不幸な物件だと思うし、これから先とても大きな問題がこの物件で起きるのでないかと思っている。でも取り敢えず区切りがついた気がする。いま私に迫っているものは、いくつかの寺院物件である。迫っているという感覚よりも、本当にこれが地面から立ち上がる日が来るのか?という漠然とした不安がある。正直、到底そのような未来があると思えないのである。

仕事は前向きにやった方がいいと思っている。6年程度この業界にいたオレの思考の最高到達点がこれである。アホみたいな話しだが、これは結構重要であり、そしてとても難しいことなのだ。私の所属する集団はとても脆く、頼りなく、ハリボテで、空虚である。そのような環境の中でこの気持ちを持つことはとても難しいし、この環境抜きにしても、この業界でその眼差しを持ち続けること自体かなりむずいはずである。だが、同時にこれまで出会った数人の素晴らしき人達は、みな例外なく前向きなのだ。私はそれらに感化されることも多かった。というより、私自体には何の力も無いわけなので、全てのエネルギーは私の外側からやってきている。この身体でさえ、私のソトである。オレはただ川の中に浮かべられたトマトみたいにキンキンに冷やされているだけなんだよな。大体のことはどうでもオッケーである。こんな適当に、支離滅裂に、誤字脱字だらけで、何の話かも分からん事を書いて、、これをみたオレ、この時の事を思い出せるか?オレからの手紙だ

 

 

 

 

ただ、前だけ見ていると足元に躓く事もあるけど、