2018-01-01から1年間の記事一覧

dancing in the world

いつでも、それが可能だということは、それが永遠に先送りされることである。それは小さくて軽くて低いハードルだ、ほんの少し足をあげれば済む。けれども、そのハードルは軽くて簡単に持ち上げられる。ほんの少し足をあげるよりもほんの少しだけ簡単に。す…

ダンスダンスダンス

1年前設計事務所から逃げ出し、もう建築の世界には戻れないと思っていた。それから一年間フリーターをやった。仕事なんてなんでもいいと思った。美味しいご飯食べてタバコ吸っていられれば幸せだと思った。けれど、先月からまた何故か設計事務所で働きはじめ…

エイリアン

ニートをやめる為に、考えた23歳時点の哲学を記す。 社会に出るのは正直怖い。また抜け出せないような閉鎖感に襲われてしまうかもしれないからだ。それを回避するために色々考えた一年だっただろう。倒錯者として生きる。愛や正義をもって生きる。適用したふ…

卒業設計を再考する

二年半ほど前に「忘却の森を可視化する」と題した卒業設計をしました。当時も思っていましたが、このプレゼンボード二枚ではあまりに淡泊なので、以下、補足を兼ねて、この課題に至る経緯や考えたこと、または今の自分から見てどう思うかなどを記していきま…

社会に中指立てない若者たち

若者はアカ。大学を憎み、社会を憎み、大人たちを嫌悪する。そのかわり恋人を愛する。そんな分かりやすい若者たちはもういない。菅直人をキャラ化して笑い、人畜無害の音楽に浸り、恋人すら自分の承認欲求と周りへの自慢の道具。それは単に政治的腐敗だし、…

軽薄な狂気

鋼鉄のコンセプト。クラフトワークのことをymoの三人はそう呼んでいた。テクノカット、演奏スタイル、音楽性、すべてが鋼鉄。ドイツ、テクノロジー、全体主義。そんな鋼鉄の音楽に対して、日本ではなにができるか、日本にはなにがあるか。パリでの公演の後、…

三島由紀夫のように生きたい!!

三島由紀夫のように、劇的に命を燃やす人生を送ってみたかった。消費社会が成熟しきった国の若者たちに目的はない。絶望的な希望ならあるかもしれないが、目的はない。そんな無目的さに耐えられないから、三島由紀夫のように生きたかったと思う。彼の事を知…