2019-01-01から1年間の記事一覧

また、こんな事を書かなければならないことは情けない。ここ半年ほど、仕事を適当にやってきた。拙い頭で考えた答えがそれだったからだ、仕事と距離を取り、仕事以外に生きる。だがそれはすこし間違っていた。というか、こねくり回す前に、あたまがくだらな…

たゆたう

子供の頃、雨で濡れた路面に車のライトが反射してユラユラ伸びているのを見て、この地面の下にはもう一つの世界があるんだと思っていた。現実とほとんど同じだけども、少しだけ違う揺蕩う世界の存在。想像すると気持ちがフワフワして軽くなった。この頭の余…

無目的な散歩

薄暗い路地を進む。こんな時間にやっているお店を覗いてみたら、酔っ払いに手招きされたから、お返しに中指を立てる。灰皿を見つける、灰皿があると あっタバコ吸わなきゃと思う。人だかり、まだポケモンGOやってる人居るんだね。この辺はポケモンセンターら…

出口主義

何にも属したくない。カテゴライズされた瞬間にその場から足早に去りたくなる。子供みたいな考えだという事は分かるが、それが分かっても頭から消える訳ではない。無論、カテゴライズの多層世界から独立することなどできやしない。それでも思う。ぼくは何に…

「世界のおわり世界のはじまり」

以下あらすじ。 東京のTVクルーがウズベキスタンへロケに行く。レポーター前田敦子(以下彼女)とクルー達は、安っぽい絶叫マシンや広大な湖で伝説の魚を釣る(最後まで釣れない)といったロケをしていく。彼女には東京に恋人がいて、ロケが終わりホテルに戻れば…

少年兵をヘッドショットすること

誰かと本気でぶつかりたいと思うことがある。小学生の頃は本気で友達と喧嘩してた気がする。中学の頃だって部活の試合で相手をねじ伏せるために身体中に血を滾らせていた。高校では毎日姉を殺そうとしてた。 大人になったら誰かに本気でタックルできることな…

灰色の日常に、穏やかな風を

宮台真司が終わりなき日常と言った。歴史が終わり、世界はもう変わらなくなった。 1カ月ほど前に始めて会った30歳の女性。黒い服を着ていてハイカラな大人だった。けれど、喋りながら笑ってしまうから、鰹節を吹き飛ばしたりもした。可愛いなと思う。僕はす…

2019年へ

身体の何処かが痛くなった時に、はじめて痛くなかった身体がそこにあった事に気がつく。 久しぶりに運動をした為に、丸3日身体のあちこちが痛かったが、今朝ようやく治った。今、まさに痛くなかった身体がある事に気付き、その身体に戻った。明日になれば忘…