日記040

ある担当物件でのストレスによって身体が泥のようになっている。はじめての事ではないし、過去にはこれ以上の事もあったので、しばらく経てば良くなると思うが、原因となった物件で起きている事は、この仕事をやる上での基本的な認識を考えさせられる事であった。難しい話ではなく、単に、報酬を得て仕事をする限り、何かを今よりも良くしなければならず、それを可能にする為には人間関係が大切。ということであり、この仕事というより、基本的に全ての仕事と言われるものに共通するはずの事である。そのベースとなる、あるいは最低限となるラインを今回は下回ったような気がする訳だ。それは、何をつくるか?どのようにつくるか?よりもっと手前の段階の事であり、普段は気付かない内に達成しているような事でもある。この部分が無ければ、その先で如何なる事をしても虚しい結末を迎える。一言で言えばお互いを信頼して尊重しているかという事が大事である、というクソみたいに当たり前のことである。クソみたいに当たり前だけど、我々の事務所の社長は、本心なのか分からないが、人を信頼する、尊重する、という事が苦手な人なのだ。本心なのか分からないというのは、何かを、誰かを、敵対者する事によって生み出される何かもあるので、彼がそれを信じている、あるいは陥っている可能性もあるからである。もちろん、何かの物体や事象を仮想敵とする事は何の問題もないが、人を、とりわけ近くにいる人を仮想敵とするのはやめた方がいいと思う。

私は今回のことを自己批判の機会とする。