コレオグラフ

変化している最中にその事に意識的になることは案外難しい。変化した後、あぁそういえば変わったななんて思うのが普通だと思う。だからこそ今はなにに向かっているのかよく分からないのだけれど、何かとてもぬるくてつまらない方向に進んでいる様な気がする。そしてさらにそれを分かっていながらそれに気付かないフリをしている気がする。否、している。振り付けのあるダンスをコレオグラフというらしい。振り付けのないダンスをなんと言うのだろうか知らないけど、全く振り付けのないダンスなんてないのだから、全てのダンスはコレオグラフに支配されている。突然ダンスした時にまったく純粋で未知の動きはできない。できるのは概知でありふれた動きの連続でしかない。結局生活もサックスも私というコレオグラフの下で踊るしかない。まぁそれでいいんだけど。明日はエヴアが公開されるらしい。あぁ泡沫の日々よ