日記012

社会学の20年タームが過ぎ去った2021年に何故かオリンピックが開幕している。沈没船に乗っている我々は唯一の最終解決に向かっている。日本沈没小松左京日本沈没はなにも大げさなフィクションではなく、近い将来確実に起こりうることが証明された。わたしは沈没船の中でどんとの曲を聴く、救命ボートが余ったら乗るつもりだが、人を押しのけてまで乗りたくはない。タイタニックが沈没する時に細野晴臣の父親がした様に、人に譲ってみたい。死ぬのに生きている、だから死ねば良いわけではないのと同じで、アンビバレントの向こう側で小さく踊りたい。