2019年へ

身体の何処かが痛くなった時に、はじめて痛くなかった身体がそこにあった事に気がつく。

久しぶりに運動をした為に、丸3日身体のあちこちが痛かったが、今朝ようやく治った。今、まさに痛くなかった身体がある事に気付き、その身体に戻った。明日になれば忘れるから今日は普通に身体が動くことに感謝できる良い日という訳だ。車窓からの夕焼けが綺麗だ。綺麗な景色を見るといつも思うが、全てがグラデーションになっていて濃淡が美しい。世界は決して12色ではない。無限に色があっては困るから便宜上、青とか黒とか言っているのだけに過ぎない。いや、そもそも言葉がそういうものだけども、言葉より世界そのものの方が豊穣である事に違いはない。それでも、如何にしてこの豊穣な世界を有限な言葉で表現するか思考してきた結果。人間はレトリックを身につけた。それまで、花は花だった。女は女だった。そこで閉じていた。けれどもある時、花のような女という事が言えるようになった、なんて事はないと思うが、このレトリックによってホモ・サピエンスはその他の種を淘汰し、世界の王となった。と人類学系の本に書いてあった気がする。今から名古屋に行く、目的は旅行と好きな女の子に会う。心が綺麗でかわいい女の子だ。会うのは3回目。楽しみだ。楽しいことが一番だ。今年も生きる。